生命現象の動的平衡の回復をめざして

since 2010.12.18
last update 2011. 3.25

動的平衡基金について

1、現状認識 
 元来、生命現象は動的平衡(絶え間なく動きながら、できるだけ或る一定の状態=平衡を維持しようとする)です。
 生命現象に対する人為的・操作的な介入(生命操作)に対しても、動的平衡の「揺り戻し」は必然です。生命操作によって、 いっとき別の状態に変化することがあっても、生命現象はそこにとどまることはなく、押せば押し返してくる、沈めようとすれば浮かび上がろうとして「揺り戻 し」を起こします。
 問題は、その「揺り戻し」がどのようなリベンジ・災害をもたらすか、です。
 それは、我々の予測不可能または予測を越えることであ り、なおかつそれが現実化してからでは回復が著しく困難なことが多い点です。

2、課題(ミッション) 
 そこで、必要なことは、このようなリベンジ・災害が現実化する前に、可能な限り、未然に防止することです。
 そのような観点か ら、私たちは次のことを取り組もうと決意しました。

3、行動 
 私たち動的平衡基金(Dynamic Equilibrium for the World Foundation=DEW)は、生命現象の動的平衡の回復のために次の一滴(DEW)を投じたいと思います。
(1)、生命現象の動的平衡を損なうような科学技術と知的財産権に対して異議申立てをし、本来の動的平衡を回復するために努めること。
(例 モンサント特許無効審判の申立)
(2)、生命現象の動的平衡と調和を取りながら進められる新しい科学技術の試みを取り上げ、広く紹介する。
(例 動的平衡からみた有機農業)
(3)、生命現象の動的平衡を損なわない法律体系(知的財産権)の試みを取り上げ、広く紹介する。
(例 21世紀の市民<生産者・消費者>にとっての特許法・種苗法)

4、具体的取り組み
(1)、福島原発事故と向かい合う→市民の、市民による、市民のための原発事故対策
(2)、モンサント特許無効審判申立 (まもなくスタート)
(3)、動的平衡からみた有機農業とはなにか (準備中)
(4)、動的平衡からみた特許法とはなにか(21世紀の市民<生産者・消費者>にとっての特許法) (準備中)
(5)、動的平衡からみた種苗法とはなにか(21世紀の市民<生産者・消費者>にとっての種苗法) (準備中)

5、団体情報

(1)、名称  「動的平衡基金」(英文名称Dynamic Equilibrium for the World Foundation、略称DEW)
(2)、所在   東京都港区麻布十番3-5-7 麻布カジタビル504
(3)、代表     弁護士 神山 美智子(食の安全・監視市民委員会 代表
(4)、事務局長   同   柳原 敏夫(「著作権その可能性の中心」 主催)
(5)、会計      同   古賀 東子
(6)、連絡先    をクリックして下さい。 


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