福島市渡利地区に住む親からのメッセージ

私は福島市渡利に住んでいます。1歳から11歳までの4人の子どもを持つ母親です。
私が住む福島市渡利地区は、小高い山のふもとに広がる自然豊かな場所です。
原発事故により、約60キロ離れたこの渡利地区も高濃度の汚染が広がりました。
ホットスポットが多数存在していてこれ以外の場所でも平面的な汚染が広がっていることがわかっています。
渡利の有志保護者で立ちあげたセーブわたりキッズでは、子どもたちを放射能から守るための活動をしています。
定期的に通学路を重点的にした放射線量の測定、市への要望書提出、子どもたちが安心してすごせる場所の提供など、地道に活動をおこなっています。

先日、市は平面的に汚染がひどい渡利地区の特定避難勧奨地点の見送りを、一方的に決めてしまいました。
住民説明会では、渡利地区全体の説明会ではなく、世帯ごとの説明会を開き、その説明会では住民の質問にきちんと回答をせず、市は除染が先ですと何度も繰り返し、私たちの住民の意見を全くきいてはくれませんでした。
最低2年間、最長5年で除染するといいます。その聞、子どもたちは日々被曝を強要させられます。
除染作業中も、子どもたちは渡利で暮らさなけれぱなりません。
避難勧奨地点の指定がなくては補償がなく避雛もできず、残る人にも補償がないのです。
渡利に広がる山林からは、雨風で放射性物質が流れてきます。
除染をしても線量はかわらず、むしろ高くなる結果がでています。
私達が声をあげても届かないのはなぜですか?
国、県、市は私違の声を聴いてください。
真剣に、子どもたちをどうしたら守れるのかを考えて下さい。