「10・15 ふくしまの子どもを守れ!郡山デモ」メッセージ

 平和と民主主義をめざす全国交歓会(全交)の高畑です。今日は、こども全交の方と一緒に参加しました。

 今、横浜や大田区などの小・中学校で、高濃度の放射線量が検出されて、親たちが立ち上がっています。横浜の小学校では、毎日、1校、1食分の食材の検査を検査させるようになりました。しかし一方、弁当や水筒の持参にたいして、理解をしてくれない学校もあります。地域から、学校や自治体を動かすことが必要であると思います。

 全交では、自治体交渉や文科省や厚労省・東電に継続的に申し入れを行っています。特に許しがたいことに、国の放射線審議会は、国の汚染の基準として、当面1mSVの基準を達成困難として、1〜20mSVという「現実的目標」を方針化しました。国は、福島の住民に、「高濃度の現実」を受け入れさせ、いのちを危険にさらそうとしています。

 私たちは、今日の集会で、福島の皆さんの思い、怒りの発言を聞き、自分たちももっと頑張らなくてはという思いを強くしました。

 11月11日の昼間は、東電前と省庁交渉のワンデーアクションを取り組み、夕方には経済産業省の包囲キャンドル行動に合流します。

 私たちは集団疎開裁判をはじめ闘っている福島のなかまと連帯して、首都圏で、原発即時停止・稼働阻止・放射能からいのちを守るために行動します。一緒に運動を広げて行きましょう。


高畑宅二 (平和と民主主義をめざす全国交歓会))