<10.15 ふくしまの子どもを守れ!郡山デモ メッセージ>

こんにちは。
会津若松からきました酒井恭子です。
一市民として、一人の母親として、ふくしま集団疎開裁判を
支援してきました。
原発事故から7ヶ月、放射能汚染の実態が次々と明らかになって行く中、いたずらに時間だけが過ぎていきます。
その間、ふくしまの子どもたちは、学校での屋外活動の時間を制限され、外部被曝の積算線量を測るガラスバッジを首からさげて、我慢を強いられる生活を送ってきました。ガラスバッジをさげるストラップには「がんばろう!ふくしま」と書かれていると聞きました。子どもたちにいったい何をがんばれというのでしょうか。
子どもたちの活動を制限し、ガラスバッジをさげることで、はたして子どもたちを守ることができるのでしょうか。
子どもたちを本気で守る気なら、子どもたちを年1ミリシーベルト以下の場所に避難させてください。それは裁判の結果如何で、決して不可能なことではなく、全国のみなさんが手を差し伸べてくださると信じています。
先月、猛威をふるった台風15号で、名古屋市では100万人に避難指示や勧告が出されました。27万人の福島県の子どもたちに出せないはずがありません。
私たち大人が、子どもたちに、あなたたちの命がどんなに大切かを伝え、行動で示すときだと思います。黙ってはいられません。子どもたちを守るために、一緒に声をあげていきましょう。

酒井恭子 (会津放射能情報センター