10.15郡山集会へのメッセージ
年1ミリシーベルト以下の環境で放射線感受性の高い子どもたちが教育を受けるようにすることは命と暮らしを守る憲法に認められた権利です。 国と自治体はこの要求を実現させる責任があります。 この当然の要求に、ようやく国も年1ミリシーベルト以上の地域の除染をおこなうとすることになりました。 しかしその除染を早急に実現させなければなりませんが、汚染物質・土砂をどこに処理するかの見通しを立てていません。 私は放射性物質をいっそう拡散させる保管・処理ではなく、福島原発の敷地内、とりわけ汚染のひどい地域に集中させるために、作業員が被曝しないで処理、運搬できるロボットや運搬機材を緊急に開発して実施する必要があると思います。 除染作業によって作業員だけでなく周辺住民も子どもたちも被曝する可能性があります。早急に子どもたちを含む国民が再び被曝することのないような措置をつくり出す、安全規制委員会と機関を早急に立ち上げるべきだと思います。 そして子どもたちが安心して教育を受けれる環境をつくるまで子どもたちを避難させて、除染措置を早急に実現して、そのとき子どもたちを呼び戻せるよう、計画を立案すべきです。 「ふくしまの子ども守れ!郡山デモ」のご成功を願います! |
沢田昭二 (名古屋大学名誉教授) |